公開シンポジウム「国際協力×バイリンガリズム—世界を生き抜く異文化コミュニケーション力—」
INFORMATION
本企画は、本学部が擁する言語研究、通訳?翻訳研究、グローバル?スタディーズ、コミュニケーション?スタディーズの領域を横断し、新しい知見を生み出すことを目指したシリーズである。今年度は、「国際協力×バイリンガリズム」をテーマとし、国際協力、バイリンガリズムの第一線で活躍する研究者が登壇し、緊急時の国際協力の支援とバイリンガリズム、平常時の国際協力とバイリンガリズムについて対談をすることを通して、人生の様々な局面を生き抜くための異文化コミュニケーション力、平和構築のための異文化コミュニケーション力について考える。
具体的には、本学部の国際協力の研究?教育者と言語研究の研究?教育者の対談、在校生?卒業生?本学の教員によるパネルディスカッション、そして学生による実践的な取り組みについてのポスター発表、On Campus Internship成果発表会から切り出していく。
異文化コミュニケーションの力は、学問領域を横断することによってこそ伸長する。多様性?複雑性?曖昧性に応える社会実装は、どのような協働によって可能になるかを実例を持って示し、これからの時代に求められる資質?能力について、異文化コミュニケーションをキーワードとして考える場としたい。
対談
登壇者
本学異文化コミュニケーション学部教授
石井 正子
本学異文化コミュニケーション学部教授
森 聡美
ファシリテーター
本学異文化コミュニケーション学部准教授
石黒 武人
パネルディスカッション
特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会
鈴木 香緒理 氏
異文化コミュニケーション学部卒業(2013年3月)。卒業後一般企業にて法人営業を担当(3年半)、その後国際系大学院にて事務職員として研修事業を担当(1年)。2017年9月より現職の認定NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会にて勤務。現在は支援者窓口?ファンドレイジングを担当。
パナソニックエナジー株式会社
佐藤 孝彦 氏
異文化コミュニケーション学部卒業(2016年3月)。卒業後在コンゴ民主共和国日本国大使館にて在外公館派遣員として勤務。帰国後、神戸大学大学院国際文化学研究科にて修士課程を修了(2021年3月)。在阪のITベンチャー企業を経て、現職ではパナソニックエナジー株式会社にて、リチウムイオン電池の欧州営業を担当。
本学異文化コミュニケーション学部3年次
坂本 仰生 さん
本学異文化コミュニケーション学部4年次
ソンダビン(SONG DAVIN) さん
On Campus Internship
講師
株式会社ソーシャライズ代表取締役社長
中村 拓海 氏
国立大学法人東京外国語大学ウルドゥー語学科卒業(2015年3月)。株式会社ソーシャライズ代表、80か国、3,000名以上の進路相談を行ってきた留学生専任のキャリアアドバイザー。学生時代、外国人留学生の友人たちが就職できない実情を知り、外国人に特化した人材サービス会社Sociarise(ソーシャライズ)を2014年に創業。20タイプ別留学生就職支援メニューの開発をし、学校と連携して提供することで効率的な就職支援の形を追求している。企業に対する外国人雇用のコンサルティングの他、政府?自治体への多文化共生に関する提言、難民?避難民の就労支援などにも取り組む。
詳細情報
名称
内容
「国際協力×バイリンガリズム—世界を生き抜く異文化コミュニケーション力—」
?パネルディスカッション
「異文化コミュニケーション学部での学び—バイリンガリズム×国際協力—」
?ポスター発表
異文化コミュニケーション学部在学生による地域社会連携活動の発表、海外?国内フィールドスタディ、インターンシップ、立教日本語教室、立教コミュニティ翻訳通訳RiCoLaS、学部学生団体LINKCIC他
?On Campus Internship
異文化コミュニケーション学部在学生?特別外国人学生による成果発表